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【黒石神明宮】狛犬の顔が特徴的?【黒石神明宮】

基本情報

神社名  : 黒石神明宮(くろいししんめいぐう)
住所   : 青森県黒石市前町34
御朱印  : あり
建立年  : 起源不明。安土桃山時代末期の文禄年間に小祠あり
創立者  : 黒石藩主津軽信英
その他  : 津軽三十三所順礼の二十六番、御国三十三観音二十六番札所

歴史

創建年は不明。
江戸時代初期の正保年間(1644~1651)には津軽三十三観音霊場として黒石観音が祀られていたと伝えられている。
津軽藩黒石両が成立後、領主の祈願所として庇護。天和2年に津軽信秀の命令で家老・発田茂太夫と城代・澤井直右衛門が本殿と神楽殿を造営し、黒石津軽家歴代の祈願所とした。
江戸時代中期の宝永3年(1706)に津軽信敏が精舎神明宮を造立。境内には本殿・拝殿・住吉堂・牛頭天王堂・神明宮・天神堂・松尾堂・神楽殿があったとのこと。
明治2年(1869)の黒石前町の大火により、社殿・社宝・記録などが焼失。
明治12年(1879)に再建。
神仏分離令の発令により、仏式が敗死。黒石観音は札所巡りが再興後は、法眼時に移され神道である黒石神明宮が成立。

御祭神

主祭神  : 天照大御神
相殿神  : 松尾大神、住吉大神、牛頭天王、天神

御神徳

・ 天照大御神 : 国土安泰、開運、勝運、福徳
・ 松尾大神  : 開拓、治水、土木、建築、商業、文化、寿命、交通、安産の守護神
・ 住吉大神  : 厄除け祈願、航海安全、和歌、農耕・産業、弓の神
・ 牛頭天王  : 病・疾病退散
・ 天神    : 厄除け、必勝、合格祈願

主な祭典

1月1日    : 歳旦祭
2月3日    : 節分祭
4月29日   : 祈年祭
5月第三日曜日: 植樹祭
6月30日   : 夏越大祓
7月15日   : 前夜祭(宵宮)
7月16日   : 例大祭
11月23日   : 新嘗祭
12月28日   : 年越大祓

毎月一日は朔日祭を午前9時~9時半

境内の様子

【鳥居】
笠木  : 水平
島木  : なし
木鼻  : なし
楔   : なし
額束  : なし
その他 : 貫が角形
・ 笠木に反り増しがなく、島木の無いシンプルな鳥居
・ 神明系鳥居

【手水舎】
・ 赤い屋根に星型?のしるし
・ 初めて見るタイプ

【入口から手前の2体の狛犬】
・ いかつい風貌の狛犬
髪・眉 : 前髪がカールしている。眉と髪の区別がつかない
口・歯 : 唇の表現がしっかりしている。錘型の歯と牙
目・鼻 : 目立つ鼻立ち。瞳は描かれず
毛・尾 : 体に張り付いている。尾は流れ尾
手足  : がっしりとした手足。爪でがっしりと台座を踏みしめている

【拝殿前の狛犬2体】
・ 飛び掛からんとするような姿勢
・ お尻を上に突き出している
・ 髭や毛並みは先ほどの狛犬に似ており、ダイナックな風貌
・ 特徴的に出雲式の狛犬かな?

【拝殿】
・ 屋根の上部の『千木』と『鰹木』が特徴的
・ その屋根の特徴から【神明造】の建築様式
・ 元々は古来からの穀物を補完する高床式倉庫が発展した建築の様式
・ 全体的に小さめだが、上の千木の存在感
・ 拝殿の木鼻・蟇股の彫刻はシンプルなもの

御朱印について

あり

感想・まとめ

駐車場を探しても中々探せず、近くの『こみせ通り』の駐車場に車を停めることに。ぶらぶらと街並みを眺めながら神社を目指す。
境内は静かでゆったりとした空気を感じられる。しかし小さ目な神社だが、そこは神様が居られる場所、鳥居をくぐるとピリッとした空気感を感じられる。
新緑の季節に参拝したが、秋ならば境内の木々が赤く変化すると、また違った空気と風景が見えてくるのだろう。
参拝後はまた駐車場までぶらぶらと。
黒石に来たならばB級グルメの『つゆ焼きそば』を食べるのも良し。また黒石焼きそばの店の近くには、『泊まれる元遊郭』が存在する。筆者も一度は行って泊まりたいと思っている。
また黒石神明宮の近くには、黒石神社・東照宮がある。そちらも参拝するのも良いのかもしれない。
神明宮からも徒歩で5分くらい。

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