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七戸神明宮/七戸城址公園ではなかったんだ

七戸町の役場の近くにある『柏葉公園』と呼ばれる公園内にあるのが、史跡『七戸城址』である。その公園の一角にあるのが今回の記事の主役である【七戸神明宮】となる。
柏葉公園………長い間、城址公園だと思い込んでいた。

基本情報

神社名  : 七戸神明宮
読み方  : しちのへしんめいぐう
住所   : 青森県上北郡七戸町字町2
       ※駐車場は七戸町役場を使用すると良い
御朱印  : あり
建立年  : 応永3年(1396)
創立者  : 根城南部氏八代目政光
社格   : 郷社(明治6年)
その他  : 柏葉公園内の一角にある神社

歴史

南部政光の勧請により新町に創建される。
南部氏をはじめとした、七戸管内一円の總鎮守として広く崇敬信仰されていた。
当神社は幾度かの奉遷を経て現在に至る。
寛文4年(1664)に託宣により新町から南町へ。
文化8年(1811)に現在の七戸町庁舎あたりに奉遷。
明治14年には南部氏の居城【七戸城・本丸跡】に遷座。
最後の遷座ごから数十年後、社殿竣工され、正式に遷宮し現在に至る。
藩主により社殿の造営・修繕が行われ、神領・神馬・祭典などの諸費が寄進されたと伝わる。
町民のみならず、多くの方々から崇敬され、それは現在も続いている。

御祭神

【大日孁貴尊】
読み方  : おおひるめのむちのみこと
別称   : 天照大御神(あまてらすのおおみかみ)
その他  : 神話に登場する太陽神の女神、高天原を滑る主宰神、皇祖神

御神徳

開運隆盛、勝運、健康祈願、国家・国土安泰、諸願成就、子孫繁栄など

御祭日

例祭日  : 8月16日

境内の様子

【鳥居】
笠木  : 水平
島木  : なし
木鼻  : なし
楔   : なし
額束  : なし
その他 : 柱に台輪や藁座などはない
・ 特徴から神明系鳥居の靖国鳥居
・ 一の鳥居・二の鳥居共に同じ形状
・ 末社・摂社の鳥居も同じ

【手水舎】
・ 一応手水舎
・ 雪に埋もれていてわからず
・ 暖かくなったらまた来よう

【狛犬】
髪・眉 : 前髪カール。眉は見られず
口・歯 : 唇が目立つ。歯は牙以外見られず
髯   : 髭は顎髭でカール
耳   : 伏せ耳
目・鼻 : 獅子鼻。目は楕円形で瞳との差がわかる
毛・尾 : 毛は流れずに体に張り付いている。尾は立ち尾
手足  : 太くてがっしりしている
姿勢  : 少し背中を丸めてお座り中
・ 典型的な狛犬
・ シンプルな造り
・ 尻尾を振っているように見える
・ 肉付きの良い姿をしている

【社殿】
・ 木鼻には獅子
・ 蟇股には龍神様
・ 屋根の形状から入母屋屋根の権現造かな?
・ 華美な装飾は無いが、立派な彫刻はかっこいい

【摂社・末社】
・ 鳥居も社殿と同じく神明系鳥居
・ 木鼻や蟇股も社殿と同じ獅子と龍
・ 造りは粗末なモノではなく、一つ一つしっかりと作られ、大事にされているのか綺麗にされている

【境内周り】
・ 参拝しやすいように参道には雪が少ない
・ 拝殿周りや摂社・末社周りも雪かきされていた
・ 参拝中も神社の方が雪かきをされていた
・ 参拝後に御朱印をお願いすると、社務所へと物凄く丁寧に案内された

御朱印について

あり

まとめ・感想

以前は家からぐるっと周って1時間ほどで着いていた当神社。
最近はとある道路ができたことにより、20分くらいで着くまでになった。それにより参拝も簡単になった。
三戸城址などと同じで、当神社も公園内の一角に七戸城址や当神社もあるという形式。三戸城址がある城山公園は有名だが、七戸城址のある公園は正直な話、名前があることを参拝後に知った。参拝までは『七戸神明宮がある七戸城址公園』だと思い込んでいた。
参拝時は冬場で雪もそれなりに積もっていた。
しかし参道に雪は少なく、拝殿の前も雪かきがされていた。参拝時に神社の関係者の方が雪かきをされていた。鳥居前の階段の雪も片づけられており、寒さはあったが雪に足を取られることなくゆっくりと参拝ができた。
庁舎のすぐそばにあり、車通りも多い場所にあるが、境内は静かな場所だった。

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