【青龍寺】青森県青森市 日本一の青銅座像!
名称
全仏山・青龍寺(大日如来)
高野山青森別院。昭和大仏。
御由緒・歴史
昭和59年に造立された日本一大きい青銅座像仏。
その大きさは21.35mで、奈良や鎌倉の大仏よりも大きい。
大仏様だけでなく、金堂や五重塔は本格的な仏教建築である。
お寺の本尊には薬師如来や観世音菩薩、不動様、地蔵菩薩など様々な信仰の対象がいる。しかしそれらの仏や菩薩さまは元来、大日如来が人々を救うために現れたものだと考えられている。そのため仏菩薩様を信仰すること=大日如来への進行に相通ずる。
それぞれの仏菩薩さまには、それぞれの誓願を持っている。
どのようにして仏の悟りに入れるかを仏像を通じて表現したのが曼荼羅。大日如来によって説かれた悟りの世界が描かれたものを『胎蔵界曼荼羅』と言い、金剛頂経により描かれたものを『金剛界曼荼羅』と言う。この両方の曼陀羅において中心に座しているのが大日如来。大日如来の持つ大慈悲と大知慧を表現している。
昭和大仏は胎蔵界の大日如来である。誓願は、心の奥底に眠る如来への可能性を秘めた仏性が、ふとしたきっかけで目覚める。仏さまは大きい慈悲の心を持って仏性を育み、全人類を包み込み悟りの世界へと導いていくことを表現している。
大仏・五重塔は観光目的なものではなく、開祖・隆弘大和尚の信念のもとに、お参りする人々の心を癒し、正しい心へと導く一大霊場。
ー 伽藍が 無言の説法をする ー
御本尊
大日如来
胎内拝観一代守り本尊
- 子年 ー 千手観音
- 丑・寅年 ー 虚空蔵菩薩
- 卯年 ー 文殊菩薩
- 辰・巳年 ー 普賢菩薩
- 午年 ー 勢至菩薩
- 未・申年 ー 大日如来
- 酉年 ー 不動明王
- 戌・亥年 ー 阿弥陀如来
境内の建造物
【金堂】
伽藍の中核をなすもの。
法話会や各種祈願、供養法界などの年中行事が行われる。
【開山堂】
開山主・隆弘大和尚の尊像をお祀りしている御堂。
正純密教の布教に尽力する。
【大師堂】
宗祖弘法大師をお祀りする御堂。
【五重塔】
仏教の精神美を表現している。
【入口】
御朱印の有無
御朱印有り。自分が頂いたのは5種類。
参拝料を支払い入場前に、お願いする。見学後に受領する。
境内の雰囲気
上記で紹介したほかにも、水子供養・延命地蔵・鐘桜堂などなど見学する箇所は多い。また昭和大仏内にも入り見学することも可能。また四国八十八か所お砂踏場所もあるため、此処で四国八十八か所巡りの体験を………はやくコロナ落ち着いてほしいね。
そこだけ一つの世界となっており、日々の喧騒や雑念を払い、静かな心を持って伽藍の声に身を委ねれるような場所に感じられる。宗派は違うが仏の心は一緒だと思う。静かに手を合わせ、祈りをささげようと思える場所。
100円かかるが、鐘桜堂の鐘を鳴らすことができる。心のうちの全ての不満をぶつけると、一気にすっきりとなり、心の迷い・日々の疲れが飛んでいくような気持になる。実際にすっきりした。
住所
青森県青森市大字桑原字山崎45
参拝料
大人(大学生以上):400円
小人(小学生以上):200円