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油川神明宮/街中の神明様

油川城の御城印を近くでいただけるとか?そこの食事もおいしいとか?さらにその近くには神明様もあるとか?行って見よう!

基本情報

神社名  : 油川神明宮
読み方  : あぶらかわしんめいぐう
旧社格  : 村社
住所   : 青森県青森市油川浪返66−2

御朱印  : あり
建立年  : 不詳
創立者  : 不詳
その他  : 神明宮近くの食堂で油川城の御城印いただける

歴史

創建年は不詳。
貞享4年に神明社・神明宮の記録がある。
寛永元年(1624)か万治2年(1657)に油川村中にて再建。
安永6年(1775)に津軽信寧・天明4年(1784)に津軽寧親により拝領の伊勢大神御田奥義を掲げる。
明治6年4月に村社となり、同時に油川村稲荷神社・貴船神社・熊野宮・羽白村稲荷神社を当社に合祭。
明治9年12月にはいずれも復社している。
末社の稲荷神社も創建不詳。
昭和25年ころまで村上家の屋敷神とされてきた。

御祭日

6月1日  : 五穀成就通行祭

御祭神

・ 天照皇大神
・ 豊受皇大神
・ 大綿津見大神
・ 高龗神

御祭神の神格と御利益

【天照皇大神】
・ あまてらすのおおみかみ
・ 日本におけるもっとも尊い神様
・ 禊を行った伊邪那岐の左目から生まれた
・ 天の国【高天原】を統治している
・ 稲作文化を人々にもたらした
・ 歴史上最初の【ひきこもり】
・ お伊勢様
・ 【天照】は読んで字の如く『天に照り輝く太陽』を意味することから、【太陽神】
・ 天岩戸に隠れたことから、【日本初のひきこもり】
《神格》
太陽神、高天原主神、高祖神、総氏神、幡織神、農業神
《御利益》
開運隆盛、勝運、健康祈願、子孫繁栄、合格、出世、五穀豊穣、国土安泰、国家安泰、諸願成就、魔除け、厄除け

【豊受皇大神】
・ とようけのおおみかみ
・ 『古事記』では豊宇気毘売神
・ 女神
・ 天照大神の食べ物の調達をする神様
・ 食物神であり、食物・穀物を司る
・ 伊勢神宮の御饌の神
・ 『羽衣伝説』に出てくる、衣を隠されて帰れなくなった天女の原像とされている
・ 同一神として【倉稲魂命】と言われている
・ お稲荷さんと同一神と言われるが、外来の神とも言われている
《神格》
食物神、穀物神、衣食住の神、醸造の神、機織りの神、稲作の神、
《御利益》
農業・漁業守護、産業振興、開運招福、厄除け

【大綿津見大神】
・ 大綿津見神(おおわたつみのかみ)
・ 海の神三神
・ 海洋全てを司る
・ 海の生物を支配する海神
・ 『ワタ』は【海の古語】
・ 『ツ』は【の】
・ 『ミ』は【神霊】
・ 『ワタツミ』【海の神霊】
・ 海に関する御利益が豊富
《神格》
海の神
《御利益》
航海安全、海上安全、漁業繁栄、豊漁、水難除け、火難除け

【高龗神】
・ たかおかみのかみ
・ 日本神話『神産み』において、加具土命神が伊邪那岐神に切られた際に生まれた神様
・ 水の神、雨乞いの神として信仰
・ 『龗』は【龍】の古語
・ 女神
・ 龍神・蛇神に使える巫女の神格化
・ 雨乞いの神ということから、稲作と深い関係がある神
・ 『高』は高い峰・天といった意味で【山上の龍神】
《神格》
水の神、龍神、雨乞いの神、水源の神
《御利益》
祈雨・祈晴、農水安全、商売繁昌、夫婦和合

境内の様子

【鳥居】
笠木  : 水平
島木  : なし
木鼻  : なし
楔   : なし
額束  : なし
その他 : 石製で朱い
・ シンプルな鳥居
・ 貫が四角い
・ 神明系鳥居の【靖国鳥居】に似ている

【参道】
・ よく整備されている
・ 参道の左右は草に覆われているが、伸び放題のほったらかし、という雰囲気には見えない
・ 道中に狛犬は見られず

【手水舎】
・ 鳥居同様にシンプルな造り
・ 柱が二本に、上に屋根がついている造り
・ 水は入っていない状態

【石碑】
・ 猿田彦大神
・ 左右に狛犬(?)らしきものが…
・ お座りしてるし、伏せ耳だし…。きっと狛犬なのだろう…と思いたい

【石灯籠】
・ 2基の燈籠
・ 華美な装飾や彫刻はないシンプルな見た目

【摂社・末社】
・ 稲荷神社
・ 御社殿同様に簡単な造り
・ 左右にお稲荷様は鎮座されていない

【御社殿】
階層   : 平屋建て
材質   : 木造
建築様式 : 妻入り
屋根の特徴: 入母屋造
屋根の材質: トタンっぽい
宮彫り  : なし
木鼻   : 雲の形
・ シンプルな造り
・ 見た目は小屋のよう
・ 懸魚などもない
・ 中は広く、整理整頓されている
・ 無人だが温かみを感じられる
・ 内外共に殺風景な雰囲気は感じられない

御朱印について

・ あり
・ 筆者は合計3回訪問したが、御縁が無かったのか、2回目・3回目はご不在のため頂くことができなかった
・ 御朱印は1回目訪問時のモノとなる

御城印について

・ 近くにある『とまとりあ』さん(青森県青森市羽白池上197−1)でいただける

まとめ・感想

海に面した住宅街の中に溶け込むように鎮座されている神社。奥まっているが、参道や周りはよく整備されている。境内は広くはなく、建築物も少なく感じられる。
3回ほど参拝しているが変わり映えしない風景のように感じる。時がゆったりと流れているような、田舎(筆者が住む街よりは都会)にある近所の神社という雰囲気。
無人だが整備されているのは、地域の方々に大事にされているからだと思う。
御朱印に関しては、3回訪問し初回のみ御縁があり直書きをいただけた。今度は是非縁がありますように…。

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