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【瑞光寺】お寺の前を3回ほど素通りしとりました

基本情報

山号  : 法栄山
寺院名 : 瑞光寺
宗派  : 日蓮宗
住所  : 青森家直盛氏造道3-2-30
御首題 : あり
開基  : 観秀院日玄
開基年 : 明治中期

歴史

根子堰川のほとりに小堂を建てて祈祷布教する。
後に現在の造道の墓地内に御堂が移された。
大正3年、日玄が弘前市満行院十二世として入寺。以後十数年間誰も住まわなくなり荒廃した。
しかし昭和3年になると、雲祥院日龍が堂宇を建立。祈祷布教に専心した。
昭和17年に日龍が遷化後は、その妻のタカがお堂を護っていた。
昭和21年8月、唯幸院日隆が祈祷布教にあたる。造道結社を組織し、信徒の教化育成に尽力された。
昭和41年に日隆引退後は、唯祥院日行が教導となる。
釈尊像・祖師像・鬼子母尊神像等造立安置し、御宝前を荘厳、桝井随誠所有地を境内地として寄贈、本堂改修し庫裡新築する。
昭和44年4月に、瑞光寺と寺号を公称する。
昭和55年に、宗祖七百遠忌記念事業として新本堂を建立。
平成8年には、開宗750年記念として庫裡増改築を行う。

境内内外の建造物について

【慈寂廟】
・ どういうものかはわからないが、ドアの窓の箇所に大曼荼羅が書かれている。
・ 『慈』は【仏教の概念で生きとし生けるものすべてに深い友愛の心、慈しみの心を持つこと】と仏   教用語では言うとのこと。
・ 『寂』は【仏道修行により有無執着の迷いの境地を脱却して、悟りの境界にはいること】という仏教用語の一つ。

【南無観世音菩薩像】
・ 優しい表情をしている。
・ 人々の苦しみを除いたりお願いごとを聞いたりしてくれる慈悲深い仏様。
・ 背後に曼荼羅を背負っている。聖域化しているのだろうか。

【南無高祖日蓮大菩薩】
・ その名前の通り『日蓮上人』の像。
・ ほかの建造物は屋根がある場所以外は雪に埋もれているが、上人の像は埋まっていない。何かの威厳を感じられる。

【こぞうくん】
・ 寺院の中に入るとアルコール消毒のボトルの隣にこぞうくん。
・ 日蓮宗公式のキャラクターだとか。

【堂内】
・ 中はほんのりと暗いが、吊るし灯篭の光が瓔珞に反射して厳かな雰囲気を出している。
・ 瓔珞は見た感じがシャラシャラしているもの。美しく装飾するとともに、魔除けの意味も持つ。
・ 『立正安国』の掛け軸もあった。
・ 『正しい教えを立て、安心安全な国を作る』という意味らしい。字の如く。

御首題について

あり。
初穂料は御上人さん曰く『お気持ちで十分です』とのこと。

感想・まとめ

地図を見ながら運転したが見落としにより3週をほど寺院の周りを走っていた。土地勘が無いことも理由だが、一度も着たことのない場所に冬場はいかない方が良いという例だろう。
同じく青森市内の蓮華寺さんとは違い、こちらは地元・地域のお寺と言った感じが強い。御首題と共にマスクケースも頂いた。今のご時世必要不可欠なものだろう。
御首題を頂いた際に、「どちらからのお越しですか?」の質問に応える、自身のお参りしているお寺の名前を出したところ、「おいらせの○○さんのお寺ですね」と返された。
弘前の本迹院さんやむつの龍本山の御住職はまだ県内だから知り合いと言うことも納得できた。しかし花巻の身照寺やコロナ前に行ったことのある東京の身延別院の御住職も唯円寺の御和尚のことを知っていた。
修行の際に知ったこともあると思うが、色々な地域のお寺に行き寺院の名前を出すだけで知られている和尚様も凄いのだろう。
いつかはおいらせ町の唯円寺の記事も書こうと思う。まずは和尚様にお話を聞きに行ってから検討を…。

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